昭和の名曲vol.1~1970年代

真夜中のドア〜stay with me / 松原 みき

1979年にリリースされた、松原みきのデビューシングル。作曲は林 哲司
制作段階での曲名は「Stay with Me」だったが、偶然にも堺正章による「Stay with Me」が先にリリースされてしまったため、急遽「真夜中のドア~Stay with Me」となった。
2020年、日本の1980~1990年代のシティポップへの関心の高まり、インドネシア人歌手Rainychによるカバーなどをきっかけに、世界各国のサブスクリプションの再生回数で上位にランクイン。
Apple Musicでは92か国のJPOPランキングでTop10入りを記録し、Spotifyグローバルバイラルチャートにおいて、2020年12月10日から12月27日までの18日間連続世界1位を獲得した

木綿のハンカチーフ / 太田 裕美

1975年12月に発売。作詞は松本隆、作曲は筒美京平
都会に出た男性と、故郷に残された女性との遠距離恋愛を、男女の対話形式の長編ストーリー仕立てにしている。
都会に染まってしまった男性とのラスト(4番)、女性が最後にねだった贈り物は、涙を拭く「木綿のハンカチーフ」…。
せつない歌詞と美しいメロディーは、多くの有名歌手によりリメイクされている名曲。

喝采 / ちあき なおみ

1972年、『第14回日本レコード大賞』を受賞した名曲。発売から3ヶ月での受賞は史上最短記録
亡くなってしまった恋人を思いつつ、ステージで歌っているという設定が、自身の実体験につながることでも話題となった。

また逢う日まで / 尾崎 紀世彦

1971年、昨年他界した天才 筒美京平により作曲された名曲。
初めはCMソングとして制作し不採用となったものの、ヒットを確信した日音の村上氏が、阿久悠に歌詞のリメイクを依頼し、「別れ」をテーマに書き換えてリリースされ大ヒットした。

季節の中で / 松山 千春

1978年8月、山口百恵・三浦友和共演のグリコアーモンドチョコレートのCMソングに起用され、ミリオンセラーの大ヒットを記録。
当時、TV番組への出演を拒否していた松山が、ファンの要望に応え「1度限り」の条件でTBS『ザ・ベストテン』にライブ会場から初めて生出演し、熱唱した曲。

大都会 / クリスタルキング

1979年10月、ヤマハ『ポピュラーソングコンテスト』でグランプリを獲得。続く第10回『世界歌謡祭』でもグランプリ、優秀歌唱賞をダブル受賞した。
作詞者でもあるボーカル田中の超高音ボイスで始まる洋楽系ハードロックを思わせる楽曲。
デビューシングルながら118万枚を超えるミリオンセラーを記録した。

さよなら / オフコース

1979年12月にリリースされた、オフコースの代表曲。
作詞・作曲した小田和正は、「これまで以上に売れることを強く意識して書いた」と語っている。このブレイクが、皮肉にもオフコースと小田和正の運命を大きく変えていく…。

秋桜 / 山口 百恵

1977年、さだまさし山口百恵に書き下ろした楽曲で、嫁ぐ娘と母の心をうたった不朽の名作

ジョニィへの伝言 / ペドロ&カプリシャス

1973年リリースの4番目のシングルで代表曲のひとつ。ボーカルが2代目の髙橋真梨子に変わった最初の曲。

異邦人-シルクロードのテーマ / 久保田 早紀

1979年、デビュー前の久保田のこの曲は、三洋電機のカラーTVのCMソングに起用され、144万枚を売り上げる大ヒットになった。

ガンダーラ / ゴダイゴ

1978年に発売、日本テレビ『西遊記』のエンディング・テーマとして使用され、彼らの作品として最多となるミリオンセラーを記録した。作曲は、ボーカルのタケカワ・ユキヒデ
(オープニング・テーマは同じゴダイゴの「Monkey Magic」)

『いちご白書』をもう一度 / バンバン

1975年リリース。バンバンとして唯一のオリコン1位を獲得した曲。
1968年にコロンビア大学で実際に起こった学園紛争の手記をもとに、荒井由実(松任谷由実)が制作した作品。

あなた / 小坂 明子

1973年、小坂のデビューシングル。小坂は16歳にして1973年の第6回ヤマハポピュラーソングコンテスト(ポプコン)でグランプリを獲得。同年11月には第4回世界歌謡祭にて最優秀賞・グランプリを受賞する。
同年末にリリースされ、オリコン集計で160万枚を超える売り上げを記録した。

時間よ止まれ / 矢沢 永吉

1978年、資生堂のキャンペーン・ソングとしてミリオンセラーを記録した、矢沢永吉5枚目のシングル。

「昭和の名曲vol.2~1980年代」こちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました